三方堂の鍼灸

細いはり、やさしい鍼がなぜか心地いい

三方堂の鍼灸は、日本の伝統的な鍼灸治療のスタイルで施術しています。細くて柔らかいはりのやさしい刺激で、はりなのに心地よく、なぜか気持ちの良い施術です。

三方堂では3~5cmくらいの長さのものを使用しています。直径が0.12mm、髪の毛と同じくらいの太さのステンレス。いわゆる中国鍼、中韓や欧米で主流になっているスタイルでは,もう少し太いものを深めに刺して使うことが多いのですが、繊細で優しく心地よい鍼灸を目指しているため、なるべく細く、柔らかいものをわずかに刺入するスタイルで心地よい施術にまとめています。

細くて柔らかい鍼灸の針は血管や神経には刺さりませんが、あざになりやすい方はたまに血が滲んだり、内出血になったりすることがあります。

お灸を沢山使い、より心地よくリラックス

お灸は三方堂の患者さんたちに特に人気です。絶妙な温度でゆっくりも燃えて、芯まで染み渡る温かさ。とてもリラックスできます。三方堂では、滋賀県にあるお灸の老舗、小林老舗の高品質なお灸をつかっています。お灸は乾燥したヨモギを使った温熱療法。産地にこだわったよもぎの葉っぱの裏や茎にある白くてふわふわの繊維だけを、特別な製法でふわふわに精製したものをもぐさといいます。もぐさををつかった温熱治療法がお灸です。

小林老舗の高品質なお灸の一番好きなところは匂いと煙です。紙・綿やタバコに比べて煙が少なく、嫌な臭いの化学物質や不純物、混ぜ物も入っていないよもぎ100%のお灸なので、立ち上る煙の匂いに癒されます。ちなみに三方堂の室内は2方向の窓+換気扇も3つあり、換気をしっかりしているので、煙が充満することはありません。赤ちゃん、喘息や咳の患者さんにも安心です。

鍼とおきゅうをくみあわせた治療

東洋医学では、はりは気をうごかし、お灸は血をうごかす、と言われています。はりは、体がいきいきと動き出す感じ、お灸はエネルギーがみなぎる感じを引き出す、という様なイメージでしょうか。軽やかに、体が動きだし、元気が出る感覚とともにお悩みだった症状が消えていくのを目指しています。

お体全体を診る、オーダーメイドの鍼灸治療

同じ「肩こり」や「不眠」でも、その原因はお一人おひとり異なります。東洋医学では、体質・生活習慣・ストレスの状態を総合的に見て、症状の根にある「アンバランス」を探します。表面的な症状ひとつだけを追うのではなく、体調の奥にある原因から体全体が元気になるための方向性を決めてツボを使うのが、三方堂の鍼灸です。

鍼灸の刺激に関しても、一人一人絶妙に変えて、「心地よい」と感じる方法で施術します。どうしても鍼に抵抗があったり怖さがある方には、お灸を多めにしたり、刺さないはりで対応することもよくあります。

毎回、脈を診てから施術を始めます

施術前には必ず脈診を行います。その日の体調・ストレス・疲労度に合わせて、使うツボの数・鍼の深さ・お灸の量を細かく調整します。先週と同じ体調とは限りません。その日の状態をみながら、毎回丁寧に施術します。施術時間は約30〜40分。短い時間の中に、必要な刺激が凝縮されています。

「未病」メンテナンスのための鍼灸

東洋医学には「未病を治す」という考え方があります。症状が出てから治すのではなく、崩れそうなバランスを事前にとらえて症状が出る前に整えておく、予防医学の考え方です。季節の変わり目、多忙な時期、年齢、ストレスに振り回されないしなやかな体と心で、毎日をもう少しゴキゲンに。

施術の流れ

・ 問診・脈診:体調・生活・気になる症状をお話いただき、その日の体の状態を丁寧に確認します

・ 全身調整:お腹・背中・足のうらなど全身の内臓反応があるツボに丁寧に鍼とお灸をし、治りやすい体に導入します

・ 局所治療:主訴と関係のある部位に応じた鍼・お灸を行います

・ セルフケアのご案内:自分でできる腕や足のツボを使ったホームお灸ケアをお伝えします